転職エージェント裏事情

転職採用試験でよく実施される筆記試験

筆記試験、と聞くと小難しい問題を解いていかなくてはいけないと考える人もいると思います。学力に自信がなかったり、最近勉強していないからと不安に思う人もいるでしょう。しかし、採用試験における筆記試験は学力を計るものではありません。

 

では、採用試験の筆記試験とは一体どのようなものなのでしょうか?

 

企業は筆記試験で何を見るのか

企業が筆記試験で確認したいのは、主に次の3つです。

  1. 応募者の選別
  2. 地頭のよさ
  3. 性格・精神診断

選別、というのは言葉の通り、最低条件を満たした人とだけ面接をしたいと考える企業が効率化を図って導入しているケースです。その場合、地頭のよさ、性格・精神診断で判断します。

 

特に選考に関係してくるのが性格・精神診断です。社風に合っているか、ストレス耐性はあるかなどをチェックします。

 

では、どのような筆記試験が応募者を待ち構えているのでしょうか。

 

計算問題

単純な計算問題です。消費税の計算や、レジ打ちなどに利用するような算数問題・数学などを問題として出します。レジに触るような職種の場合この筆記試験を導入しているケースが多いようです。
マークシートであればある程度の計算式を復習しておけば問題ありませんが、計算過程を見る場合もあるので、事前に問題集を解いて感覚を取り戻しておく必要があるかもしれません。

 

一般常識

マークシート制で国語、数学、化学、社会などの基礎科目と、自分自身に対する評価・印象をマークシートで回答していきます。
基礎科目は基本的な知識や地頭のよさを計りますが、自分自身の評価、つまり自己分析ができているか、精神状態に問題がないかどうかというのもチェックされます。このタイプの筆記試験の多くは、基礎科目よりも精神面を確認する目的で行っていることが多いようです。

 

計算問題、一般常識どちらのテストかは事前に企業からガイダンスがありますので、適宜対応していきましょう。

性格検査・適性検査で不合格にならないために

筆記試験で意外とやっかいだとも言えるのが「性格・適正診断」です。せっかく面接対策をしてもこの適正診断で不採用となってはもったいないですよね。

 

そこで、性格・適正診断をクリアするためのポイントについてまとめました。

 

そもそも性格・適正検査の目的って何?

性格・適正検査主な目的としては、面接では見極めが難しい応募者の性格・考え方・ストレス耐性の見極めるといった目的があります。

 

質問内容は、「この場合あなたならどう思いますか」など正解がはっきりと見えないものが多く、その回答として4項目ほどの回答が用意されており、比較的自分の考えに近いものにチェックを入れていくといった内容です。

 

チェック項目から、テスト参加者の「コミュニケーション能力」「課題解決力」「感情のコントロール」「ストレス耐性」などを診断できるものです。

 

合格しやすい回答はコレ!
「コミュニケーション能力」を計る質問の場合

誰とでも円滑なコミュニケーションが取れること、社交的で活発なことがわかる回答が好まれます。

 

「課題解決力」を計る質問の場合

ロジカルに考え、目標に対し意欲的に取り組めることがわかる回答が好まれます。

 

「感情のコントロール」を計る質問の場合

動じず、冷静に対処できることが好まれます。気分屋、モチベーションの上がり下がりが激しいのはあまり好まれません。

 

全体を見ると、ポジティブで意欲的な回答が好まれる傾向にあることがわかると思います。

 

嘘をついても必ずバレますよ

 

適正診断には、「ひっかけ問題」が存在します。前半に出した質問と似たような質問を後半に持ってきて、回答に一貫性があるか、嘘をついていないかをチェックします。

 

更に、「ライスケール」と呼ばれるうそつき度を診断する質問もあります。例えば「嘘をついたことがありますか」といった質問のように、つい“Yes”と回答したくなる質問がライスケールである可能性が高いです。

 

本当に嘘をついたことがない!という人がNOと答える必要はありません。その場合、他の質問でその考え方は診断結果として出ています。

 

適正診断最大のポイントはライスケールを見極め、正直に回答するところにあります。性格判断は「一般的に~」というのを念頭に置いてチェックを入れていくとクリアしやすいでしょう。